乃木希典邸 特別公開日

乃木将軍が、明治天皇と共に殉死した9月13日を記念して12、13日と普段は入れない乃木邸内部の公開日との事で、友人たちと行って来ました。

あいにくの雨天の中ですが、かなりの見学者が集まっています。無料のガイド案内のツアーでご説明頂きました。

現在とは志が違うとはいえ、明治の軍人の責任感には凄まじい意思の力があったのですね。

その内なる想いが乃木将軍の生前の言葉や行動に表れていて、思いやりのあった方なのだな…と、月日を越えて偲ばれます。

馬は暑い寒いと言葉を言えないから…と、自邸より立派なレンガ作りの馬小屋を建ててやったり、

有名な旅順攻略での水師営の会見では負けた側のステッセル中将の名誉を第一に考え、後世に残る会見写真を撮らせなかったりしたそうです。

この後、ステッセル中将から贈られた馬が『壽号(すごう)』です。「すごう」とは、壽の字だからして良い名前だろうけれど、変な名前だなぁ〜と思っていたら、ステッセルの「ス」をあてた名前だったのですね

写真にある銅像は、将軍が金沢を訪れた際に、両親の不幸から一家の生計を担う辻占い売りの少年に感銘を受け金2円(当時としては大金)を与え、立派な大人になれよと励ました逸話により建立された物だそうです。

この励ましのとおり、後にこの少年は金箔の事業で宮内庁のご用命を受けるまでになり、現在の金沢金箔の発展となったそうです。

ああ、良い話だわ

自邸も時の陸軍大将の家としては、簡素・質実で、しかも坂面を巧みに利用した設計となっています。ご自身で留学中に見たフランス陸軍連隊本部を参考に設計なさったそうです。

建築などにも精通した方、改めて乃木将軍は貴重な方だったのだと思いました。

本日まで特別公開。無料。

ガイドツアー申込可能です。

千代田線乃木坂1番出口。

お向かいのイタリアンでランチ。

美味しかったです。